動画もやってみよう! コロナに負けない企画!今年こそYouTuberを目指そう。 準 備 ■画像を用意しておこう。 ■動画アプリを見てみよう。 ■簡単な動画作成の流れ 作 成 ■フォト(Windows)の場合 ※■Microsoft ClipChamp で 動画作成してみる(2024/8/19更新) ※■Microsoft ClipChamp を無料で試す(2024/8/12更新) ※■Clipchamp フォト動画編集・訂正版(2024/6/23更新)「Windowsフォトで動画作成できなくなっていた..」 ■iMovie(iPhone)の場合 ■Adobe Premiere(有償)の場合 |
□動画作成アプリ入門 ■画像を用意しておこう。 まずは、スマホなどで撮影した写真1枚あれば、フォトムービーが作成できます。 動画を撮っていなくても、写真から動画が作れます。 BACK ■動画アプリを見てみよう。 「フォト」 Windows10 にはフォトが入っています。起動してみよう。 フォトを開くにはいくつか方法があります。 1. Windows10 タスクバーの検索ボックスに「フォト」と入力して呼び出します。 2. スタート # > は行にあるので「は」 > フォト 3. PC上で保存した写真は 「iMovie」 iPhone,iPad,MacOSでは「iMovie」が使えます。 アプリを開いて写真を選ぶともう、動画がはじまってしまうような直観的なアプリです。 「Adobe Premiere」など動画編集(有償)アプリ、 無料動画作成アプリがあります。 Adobe Premiereなどは無料体験期間があります。アカウントの作成が必要なものが多いです。 無料版は、機能に制限がある場合があります。 アカウント作成後、無料体験期間が終了しても自動的に終了にならず、使っていなくても月額の請求が毎月掛かってしまうことがあります。有料アプリ購入はとくに必要ないとか、難しすぎると思ったら期限内に解除の手続きが必要なので、要注意です。 無料版と書いてあっても、シェア(課金)しないと保存できないなど制限付きがあります。 BACK ■簡単な動画作成の流れ プロジェクト作成 いずれの動画作成アプリも、アプリを起動したらまず「プロジェクト作成」が出てきます。 プロジェクトには名前(タイトル)を付けます。プロジェクト名で、動画1作品を作成する作業フォルダができていて、作業中の動画はタイトルごとに保存されています。動画作成アプリによっては、プロジェクト名を付けて、保存先を決めて、完成したい動画のサイズや画質などを設定することがあります。設定の値が決まっている場合は、あらかじめ数値を入力しておくと便利です。プリセットがよく解らない場合は、とりあえず標準的な既定値のまま手順を進めてみます。 動画や画像を取込む時に、自動的に最適値に設定されることもあります。 素材の取り込み 動画や画像を、プロジェクトに取込みします。 PCやスマホなど端末にある画像や、クラウドに保存された見慣れた画像一覧が、アプリを開けば見られることがあります。メニューから開く、指定の場所にドラッグアンドドロップするなど。 素材の編集 たとえば写真1枚を取込みしたとします。写真は静止画像ですが、動画を再生するとプレビューでは数秒間画像が同じ画像が繰返し流れて停止する映像になります。再生から停止までの時間の流れをタイムラインと呼びます。 なにもしないで最初に流れるこの映像を編集することができます。映像の長さ、画像のトリミングなどの調整や修正、音声が入る場合は音声の調整など。 映像効果 さらに、映像に効果を追加します。ズーム(イン・アウト)など動きのある映像や、画像と画像の繋ぎの効果やフェード(イン・アウト)、タイトルや字幕などテキスト(文字)の挿入、3Dグラフィック合成や陰影効果などあらかじめアプリに用意された効果を選ぶだけで、インパクトある映像に仕上がります。 多機能アプリになるとYouTubeなどのWEB動画サイトに投稿されるような様々趣向を凝らした演出も可能になります。 保存と書き出し 作成した動画の後処理をします。 保存はSAVE、書き出しはEXPORTです。 プロジェクトの保存、編集作業状態の動画を保存することで、作業の続きができます。プロジェクトの保存では、動画はアプリの中で再生されて視聴できます。 動画をアップロードしたい。公開するには、書き出しの作業になります。書き出しの時は、動画のファイル名、ファイルの種類(mp4など)、画質や表示サイズを決めて設定しなければなりません。保存先は、作業しているPCやOneDriveなどクラウドのフォルダでよいと思います。また、編集アプリによってYouTubeなど動画サイトにダイレクトに書き出し、YouTubeアカウントがあれば即時公開(非公開)も可能です。 BACK |
■フォト(Windows)の場合 ビデオエディター 「新しいビデオプロジェクト」 ビデオの名前を指定、名前を決めて入力します。(手順をスキップすると「新しいビデオ」という名前が付きますが、なにもしないと マイビデオプロジェクトに真っ黒0秒サムネイル が都度増えます。) プロジェクトライブラリに素材(動画や写真)を「+追加」 写真1点であらかじめフォトに入っている様々な効果(エフェクト)を追加すると動画になります。 写真1枚を分割したり、同じ写真を2枚3枚追加してそれぞれに効果を追加、画面に字幕テキストを入力するなど、ストーリーも作れます。 追加した素材の右上にチェック ストーリーボードに配置 編集します。 [トリミング] 不要な部分をカットする。トリミングの開始と終了をドラッグして調整 >完了 [分割] ビデオ・クリップを2分割。 1つ目をクリップ 終了時間を調整 >完了 [テキスト] クリップごとにテキスト入力、テキストスタイルとレイアウトを選択。 [モーション] 自動的に画面を拡大、縮小 [3D効果] 様々な3D効果一覧から選択挿入。部分的も複数設定も可能。試用して不要の効果は右上×で削除して整理。 [フィルター] 動画を色調で演出できます。 [速度] 動画再生の速度 遅い 0.02x← 普通 1x →速い 64x [黒いバーを削除] 映像の左右黒い余白あり なし(全画面) [回転] 選択したクリップを回転(右回り90 >180 > 270度 >元に戻る) さらに、BGM(またはカスタムオーディオ)で音声を追加できます。 ※フォトは動画ファイルを無劣化で分割できる、などと情報がありますが、編集作業を繰返すことで元データが劣化する可能性があります。 <静止画像の場合> [期間] 1クリップの再生時間。既定3秒で選択肢 1 2 3 5 7秒 その下のボックスに数値入力すれば何秒でも可能。 [テキスト] (以下、上述の動画と同じボタンですので省略します) [モーション] [3D効果] [フィルター] [黒いバーを削除] [回転] 作成したビデオは「マイビデオプロジェクト」一覧に作業状態が残りますので、いつでも編集の続きができます。 ビデオの完了 (画質を選択) エクスポート >Windowsのピクチャに保存されています。YouTubeなどには対応しているmp4形式ですが、WEBブラウザにvideoタグで動画をリンクして再生可能なmp4の H.264 ではないかもしれません。 変換(コンバート)作業が必要になります。 また、動画サイズが大きすぎる などリサイズしたい場合、動画を圧縮するなど別の機能を備えた編集アプリが必要です。 あらかじめ元の画像をリサイズして準備しておくと、編集して書き出す時に動画が比較的軽くなると思います。 BACK |
■iMovie(iPhoneなど)の場合 iPhone アップグレード後にiMovieもバージョンアップしている様で、シンプルなのに作成しづらくなってしまった印象があります。短時間で効果やフィルターを試したり、動画作成のネタ作りに使えるアプリかもしれません。 高機能の動画編集ソフトなどでも編集の手順は同様で、iMovieはおおまかな編集機能を満たしているので、iMovieが理解できれば、どんな動画編集ソフトも使いこなせると思います。 新規プロジェクトを開始 【マジックムービー】 手持ちの写真1枚でミュージック付きシンプル動画。フォントやフィルタの置換えもできます。 【ストーリーボード】 本格的動画ストーリーサンプル集。手持ちの写真と差換えできます。 【ムービー】 写真を選択して動画作成。クリップの長さ調整、クリップ間の効果なども編集できます。 クリップ(1枚1枚の写真)ごとに、タップとドラッグ操作で簡単な編集ができます。 編集モードに入ると、プレビューの下にタイムラインが出ています。 写真1枚が繰返し重なって帯状に表示されているのがクリップで、クリップ上でタップすると黄色枠で選択されます。 開始と終了位置の両端のハンドルを左右にドラッグすると、クリップの長さが調整できます。既定の時間が長いと感じたらクリップ枠両端をドラッグして時短にします。 たとえば1枚の写真(自撮りした顔写真とか)だけでタイトルとBGMを入れてみるなど効果を活かしたアピール動画ができます。 また、1枚の写真をコピーすれば複数枚として(何回でも)取り込み、各クリップに効果を追加すると、インパクトある映像がプレビューできるかもしれません。編集モードの右上(タイトル右端)?マークをタップすると、簡単な説明書きがポップアップします。 ?を押下した画面の左下「詳しい情報>」でiMovieユーザガイドが開きますので、目次から機能の詳細を読むことができます。iMovieのビデオ・オーバーレイ・エフェクトは、別の写真を1枚(同じ写真でも可)追加してオーバーラップさせて、とても簡単にダブル映像の効果が楽しめます。タイムラインのオーバーレイを入れたい箇所で+メディアを追加、4つのオプションから効果を選び、開始終了位置やオーバーレイ画像の配置、サイズや形状など簡単なドラッグ操作で試すことができます。保存先を確認して、保存の操作で書き出します。ファイルの種類は .MOV です。YouTubeなど動画サイトに対応、iMovieはYouTube推奨アプリのひとつです。WEBブラウザ対応ですが、FTPアップロードするとWEB再生NGだったので、クラウドやストレージ経由、また、ZOOMやMEETなどリモートWEB会議等で共有できると思います。 書き出しの際に、タイトルの下行 ビデオ オプション> から解像度の設定を変更できます。 既定値の1080p HDです。容量が大きくなると書き出しの時間もかかります。サイズ容量を解像度を下げることでも調整できます。 そもそもiPhoneで撮影した写真自体が高画質です。.MOV ファイルは、モバイル対応ではサイズが大きすぎるかもしれませんが、大画面テレビモニターなどで再生するなら充分に条件を満たしていると思います。 BACK |
■Adobe Premiere(有償)の場合 Adobe製品は、アプリメニューやワークスペースの各パネルの名前、エフェクト等の種類が豊富で多機能です。Proというソフト名は、もちろん業界の定番ソフトでプロ御用達ということですが、Premiereというソフト自体がPro(プロ)なので、動画がこのソフトに読み込まれ、編集して書き出されると、それがプロという意味ではないかと思います。 プロがよく使うツールをいくつか覚えて手掛けた編集作業は、それはそれで成果として通用するものと思います。 たとえば、お気に入りブランドの立派な工具セットを持っていても、一度の作業で全部のツールを使うということはないと思います。単に、持っている色々なツールを使ってみたかったから、という仕事はほとんどありません。 あるいは、Adobe製品にはAdobe Acrobatという著名なPDF作成編集ソフトがありますが、無料のAdobe Readerには出来ない多彩な機能を備えていて、おもによく使うのはPDF生成、WordやExcelなどのファイルを1Clickで生成できます。ワンタッチででPDFに変換できて簡単便利だから、欲しいと思います。よく使うのであれば、無料ツールをあれこれと組み合わせるより、全機能オールインワンのソフト購入を検討するかもしれません。 動画作成に話を戻しましょう。トライアル(試用)して、あれこれやってみて、サンプル作成して比較したり、なんども練習したりすることになりますが、手順の流れが決まったら、再度新規プロジェクトから作業する。完成度が高くプロっぽくできるようになると思います。本番は、作業の手数が少ない方がProに向きます。動画や画像をあまり劣化させず完成できるからです。 *作成手順の例 「新規プロジェクト」 プロジェクト名を決める(名称未設定 でも可)、保存先などを確認 >OK。 プロジェクトは、編集に使用する動画や静止画、音楽などの素材(クリップ)を管理します。 プロジェクトに素材を読み込みします。 ファイル >読み込み あるいは右クリックメニューから読み込み、準備した動画や画像を一括読み込みして、 リスト表示、サムネイル表示に切り替えできます。 「シーケンス(sequence)」 1つのプロジェクトの中でタイムラインのビデオとオーディオ・トラックを編集加工した設定にシーケンス名を付けます。プリセットとは、数値など決まっている情報を持っている場合、事前にプリセット作成します。AdobePremiereProには設定済みシーケンス一覧から選ぶ新規プリセットがあります。 試用する場合は気にせず、素材を読み込みした際に設定されているようです。さらに右クリックで「クリップに最適なシーケンス」が自動設定になります。 好みでプリセットを詳細設定、カスタマイズしてシーケンス名を追加、複数作成できます。 「タイムライン」 プロジェクトにある動画や画像を、タイムラインにドラッグアンドドロップ。タイムラインはV1 V2 V3(Video)A1 A2 A3(Audio)メインのビデオがV1-A1 に入ります。 V1は白っぽく、先頭にイメージとファイル名 Aiは音声の波形が表示されています。 再生マークで動画プレビュー、タイムラインは左→右に移動します。 タイムラインは、編集しやすい縦横幅にドラック操作で調整できます。 「ビデオ編集」(トリミング等) 動画の先頭と終了位置を決めます。不要な部分をカットします。 Delキーで空白部分ができたら右クリックして リップル削除 すると、削除した空白部分削除できます。 全体の動画の時間が短くなったことを確認します。 複数の素材を繋ぐ場合、クリップごとに長さや速度などを調整します。 修正したい箇所で右クリック、速度 の項目で数値を編集します。 「エフェクト(効果)」 多様なエフェクトをすべて説明できません。 個々の動画に対応するエフェクト(効果)を選択します。 映像や音声に対応する各エフェクトやトランジッション(クリップ間の場面転換効果)も、 タイムラインにドラッグアンドドロップすることで設定されます。 「オーディオ(音声)」 あらかじめ音声入りの動画は、タイムライン上でエフェクトを使用して調整できます。全体の音量レベルやノイズなどを調整します。 別に音楽素材を準備して配置している場合は、音楽と映像のタイミングを調整するなど編集作業します。 「テキスト(文字入力)」 タイトルやテロップ、字幕など、テキストの効果で強調したり、動画を解りやすく編集します。 アニメーション効果で、映画のエンドロールの様にテキストが下から上に流れる映像を作ることもできます。 エンドロゴは、タイムラインの最後に画像を配置して表示時間を調整します。 「書き出し」 ファイル >書き出し >メディア パネルが出てきますので、ファイル名や保存先などを確認します。編集された映像と音声がシーケンスにセットされて書き出しされます。 作成した動画の用途によって、サイズや解像度の値が決まってきます。WEBサイトによって、既定のプリセットが用意されている場合があるので確認すると良いと思います。 BACK |